Mori Yoshihiko
SIGNATURE MODEL

全てにおいてこだわり抜き制作したオリジナルのウクレレ
余分な装飾を省き、本来のウクレレの美しさに ―
ウクレレは、バッキングでもソロでも、ローポジションからハイポジションまで自由に移動して奏でる楽器です。
特にソロ演奏をする場合は7フレッド以上にこそ、美しく、 ウクレレらしいユニークなフレーズを紡ぎだすのに快適な音程の配列が多くちりばめられています。
良いウクレレとは、”ウクレレらしさを損なわず、弾きやすいもの” しかし、実は音色・造作とも微妙なバランスで成り立っています。
“高音域を融資して設計すると低音域が鳴らなくなる”
“サステインがかかりすぎるとウクレレ本来の音から遠ざかる…でも、ソロの時には少しはあった方がよい”
など、
そこで・・・
- 1) 抱え持った感じが小さく軽い
- 2) ネックの工夫によりハイコードとローコードの移動が楽!
- 3) 0フレットと17フレットの指板幅の差を可能な限り無くし演奏をしやすく
- 4) ローコードも弾きやすいようにネックの形に配慮
「ちょうど良い」という感覚を、出来る限りマニュアル化し製品化しました。
音の特徴
1) いつまでも弾いていたくなるような音色・ウクレレらしさを損なわない程度の音の伸びとやわらかさ
2) ローコードでもきちんと鳴る
3) 7フレット以上でも音量、音質が減衰しない
4) ピアニシモで弾いても音色の美しさがそのまま。余分な倍音が出ず、和音が綺麗に分離
5) テッドポイント(音がこもるフレット)の数が減少
こだわりのパーツ
- 1) 15フレットジョイント
- 同じ力加減でローコードとハイコードを弾いても、音色や音量が減衰しません。 演奏の邪魔になるだけの18フレット以上はインレイにして、トレードマークフレットとしました。 (※清水氏考案)
- 2) ネック
- ブリッジ、スライディング、ハイコードからローコードへクロマチック移動した時に同じ力と指幅で 押さえられるよう、ネックの厚さ、形状、幅が工夫されています
- 3) ヘッド
- ペグは微調整しやすい形状のものを装備。 ネックのくびれの形状や角度も第1フレットの押さえ易さ考慮して、ペグの位置に配慮しました
- 4) 材質
- コアとマホガニーの2種類 ― サイズはコンサートサイズのみですが抱えた時、小さく軽く感じます。 考え抜かれたヘッドの大きさ、板の厚みは必見です
- 5) ゴールドラベル
- メーカーから納品されたウクレレは、森嘉彦自らが検品・調整したもののみ、 ウクレレ内面にシリアルナンバーを付けてお引き渡します
- 6) ボディ
- 森嘉彦の長年の経験で蓄積されたノウハウにより、 ブレーシングの材料、天板、底板の厚みやボディの深さを決定しました。